えー、今更・・・というか、最近モロにドップリは待ったものがあります。
それがこれ。

ハガレンこと「鋼の錬金術師」。(汗)
9年前から続いた連載が終了し最終巻んが発売されたのがたのが昨年の秋。
実は一度も読んだことはなく、名前は知っていたけれど・・という状態だったわけで、当然アニメも見ていませんでした。
でも先月末に職場のF君から借りた「これ」にどっぷりはまり、祭日の2日で27冊読みきりました。
ところどころ泣き所あり、最終巻は号泣しまくりで、すっかり気に入ってしまい、なんと今日までに3度目を読破。(爆)
そろそろ返さねば・・・と思い、借りてから2週間で、今日半分を返却。明日残りを返却です。
でも、時々は読みたいなーと思い、bookoffに本を売りに行ったついでに覗いたら、なんとほぼ新品状態で1冊250円(本来400円します)で、すべてそろって状態がいいので、ビニールパックされてしめて6000円。
ついついね・・・・衝動的に買ってしまいました。レジのすぐ下にあったし・・・漫画の大人買い。
で、今日F君にご報告。当然笑われましたが「気に入っちゃったんですねー。いかんですなー」といわれました。^^;
いやね、こういう友情系少年漫画は大好きでして、独特のギャグのテンポのよさ、奇想天外さ加減、泣き所熟知した周到なストーリー、絵のうまさにカンドーです。
たいてい長編の漫画って盛り上がりに波があったりするのですが、これに関してはずっとラストに向けて突っ走ってる状態で、ほっとする回はあるにせよ、中だるみがまったくなく疾走した感じ。これは唸りました。
で、アニメもちょっとDVD見たんですけど・・・・主人公2人のイメージがちょいとずれてまして、漫画のほうがいいかなー。という印象。
でもほんとこのストーリーの主人公(エドワード)のキャラは秀逸です。こういう少年キャラは最高です。
自由奔放だけどやさしくて、弱さをわかった上でもがきながら成長していく。それを乗り越える強さがあって、誰もが支えたくなり、応援したくなり、熱くなる。ボロボロになりながらも、最後は期待通りに勝つ。
で、思い出しました。昔私はこういう少年役や格好いい強い女の役をやる声優になるのが夢だったなーと。
実は短大時代に、養成所に通っていたんですわ。
一人っ子の私はアニメっ子でしたから、自然と「声の仕事」に憧れを持つようになりました。
高校内の朗読コンクールで優勝したのを期に、子供の頃からの夢だったし、どうしても学校に行って見たい。でも専門学校は絶対に親に許されない。では週一回でもいいから行きたいなーと思い、東京圏(実際は千葉県)の大学に入り、土曜日に司書教諭の授業を受けるのをあきらめて新宿の某有名事務所の学校に行ってました。教えてくれるのも有名な声優さんでした。
でも当時今の私では想像つかないほど声量の少なかった私。
演技以前に声量という基礎の部分で躓きました。そして何より、夏休みに閉鎖されてしまう寮は、実家へ帰らざるを得ず、2ヶ月間(10週間)の授業の遅れはかなり痛い状態で、どんどん差がついてしまいました。
学生には安くない授業料でしたし、今ほど思い切りはありませんでした。
あぁ今の声のでかさがあれば、クリアできた部分は結構あっただろうになぁ・・・・と悔やまれますが、それも実力のうち。
先に歌を習っておけばよかったと思いますけどね。当時の私にはどうやったら大きな声で演技したらいいかわかりませんでした。
声優という職業は、TV以上に演技力が求められるシビアな世界。
しかも一番組中一言だろうが、出ずっぱりだろうが、ギャラは同じ。いかに回数多く出られる役がもらえるかが勝負。大変な割りに収入も少ない。
同じ役者でも顔を出すTVの俳優とはまったく違う厳しい世界でした。
タレントと違って、顔がかわいいとか、人気があるからという理由で食べていけるような世界ではなく、
毎日授業のある養成所や専門学校の生徒ですら数百人に1人程度しか「職業」といえる役者になれない、厳しい世界。週に一度程度では数倍程度の努力では身にならない。
でも夢だったから、やらないであきらめることはしたくない。やってダメならあきらめもつく。とオーディションを受けて、入学したわけですが、(入れただけでも奇跡的)同じクラスには、仕事をやめて飛び込んでくる人もいたし、すごく努力しているのが見える先輩も沢山いました。
私にはその覚悟がなかった。背水の陣に自分で追い込むほど、全てをかけるだけの勇気がなかったなと思います。必死さが足りなかった。ずっと迷いと不安がありました。
今昔の自分にいえるなら、「100倍努力してみろ」と言いたいですね。
惜しむらくは、まじめな学生生活を送っていたことが、チャンスを逃す要因だったということもあります。
寮は大学生のくせに門限が8時で、月3回だけ9時まで延長できる厳しい寮でした。
これを破ると1週間食事当番になってしまうわけです。
当時、いちどだけ事務所の社長に数人で声がかかったことがありました。
「ちょっと時間とれませんか?」というものでしたが、聞くと数時間はかかるとのこと。
レッスンが3~6時までだったので、門限ぎりで帰ってきていた私には、参加できませんでした。
「ではまたの機会に」
といわれたのですが、ふたを開けてみたら、「あ○か組」少女漫画のCDアルバム作成でミニストーリーで役と、イメージソングを歌うことができたという話でした。
一緒に呼ばれて行った子はそれでCDという売り物に声を残すことができたわけです。
これは悔やみました。1週間食事当番をしてでも行くべきだったなーと。
演技力ではなく、声のイメージで社長が選んだとのことですが、きっかけをつかんで、あとは自力で努力するという逆のパターンもあっていい。
私はその二度とこない向こうからやってきた「チャンス」というものを、自分で捨ててしまったのです。
もしそこで歯車が合っていたら今どうなっていたかな・・・・と思うことがあります。
まぁ基礎がないので、一発やで終わったとは思うけど、面白い人生の一ページにはなっただろうになぁ・・と。
今となってはもうやり直すことはできません。それでも学校にも行かず「やりたかった」と思うのだけは嫌でしたから、オーディションを受けに行って、受かって入学できたという事実、おそらくそういう専門学校に行く人はほんの一握りの人だし、そういう変わった経験をできた。ということはよかったとは思っています。
でも本音は「今の自分でもう一度やり直したい」と思ってるんですけどね。^^;
「人生は一度きり」ということを身をもって痛感した1年でした。(1年で辞めたのです)
ゴスペルをはじめるときに、自分の中で誓ったことがあります。
「自分の殻を破ること」
演技の勉強をしていたときに、20人程度のクラスで、みんなの前で一人で演技することが結構ありました。
これが結構つらいんです。羞恥心というものを捨てられない。緊張もするし、うまく演技することができずに、精神的に結構厳しいものがありました。
結局自分の殻を破れなかったことが、成長できなかった原因のひとつ。
ということが自分の中にずっと残っていました。
ゴスペルは趣味の世界であって、特に職業にすることはありません。
でも人前で歌うわけで、「人の前に立つ」ことには変わりない。
せめて所属する団体の中で、とにかく努力して、「人前で自分を表現すること」「見てもらう人に認めてもらえるように努力すること」「自分の殻を破って、全力でやること」
これはやろうと決めました。
今でも恥ずかしいと思うことはあります。でも演技するより人前で歌うことには緊張はしません。
もしかしたら歌のほうが自身を持てているのと、自分に合っているのかもしれませんけどね。
でも殻を破ったらどこまで自分を表に出せるのか?というのはいつも考えています。
やるからには努力して、とにかく一目置かれるレベルになれるようにしよう。と。
うちのメンバーの中でも、一応評価してもらえているのは、その成果も多少あるのかな?
思い切りよくいきたいものです。そのほうが楽しい。そう思えるようになりました。
大人になったのかな。(笑)
でも趣味にも全力を尽くすって気持ちがいいものです。
養成所時代に演技学校では定番の北原白秋の「アメンボ赤いなあいうえお・・・・」とか「外郎売り」などをよくやりました。外郎売にはかなり悩まされましたが、努力が足りなかったこともわかっています。
でもちょっと懐かしくなって、ネットで打ち出してみました。
昔取ったなんとか・・・ではありませんが、外郎売りは半分は完璧に覚えています。
苦手だったところは見ないとだめですが、見ればほぼ言えることに驚きました。
最近疲れると滑舌が悪くなるので、時々練習してキレイな発声ができるようにしようかなと思います。
舌や唇の使い方、発声は当然歌にも必要ですから。
はまりまくった漫画のおかげで、いろんなことを思い出しちゃいました。^^;