2008年 03月 26日
満開です |
今日お昼を食堂で食べ始めたら雹が降りだしました。窓から見ても明らかにビー玉大の雹がガツガツと音を立てて屋根に当たるのを見て、食事をしている人も、屋根に穴が開くんじゃないかという立ち上がって窓辺に心配そうに目をやる・・・という状況に。
でもものの数分であがって、食べ終わる頃には快晴に。(びっくりです)
これならお花見にいけるね。と職場の女性3人で、昼食後の散歩がてら、会社の裏にあるお寺の境内に。
地元新聞では毎年満開になると新聞にのり、ハイキングツアーのコースに組み込まれるほどりぱな枝垂桜。
住職が子供の頃、おじいさんと縁日で買った苗木を植えたそうなので、まだ50年はたってません。本当に立派な桜の木で、例年お彼岸の頃満開を迎えます。
ということで今が最盛期。行ってみたらまぁ見事。ほとんど蕾もなく、99%で満開って感じ。
会社の従業員もパンを買ってお昼食べてる人たちもいましたし、カメラ片手に社員も近所の人も、噂を聞きつけたカメラマンが沢山うろうろ。境内は車が3~4台しかとめられないほどの狭さ。こういうときは車も上には上がりません。(小高い丘の上にあるので「上る」んです)
300円でお抹茶も飲めるそうな。お年寄りのおばあさん二人がお茶してるくらいで、あとはみんな花見見物。
すっかり天気もよくなって小春日和。
職場で買ったおNewなデジカメで試し撮り。なかなか思うように撮れませんでしたが・・・。
被写体がいいのでどうにか・・・(笑)
枝垂れ桜も大木になると見事ですね。
ソメイヨシノより貫禄があります。
うちはここのお寺の檀家ですが、この桜を維持するために呼ぶ樹木医の費用が結構大変らしく、常時寄付を募っています。
今日も50円募金してきました。(笑)
ちなみに昨日の朝のニュース番組で行ってましたが、上野公園をはじめとするソメイヨシノなどの桜の名所の桜という桜の木が、伝染病の蔓延で、近い将来全滅する可能性も・・・!と言ってました。
上野公園の桜を見ると、枝にガンシュのようなこぶができているものが多く見えます。
これってこのこぶの先は枯れてしまうらしく、最悪の場合、切って焼却するしかないとか。
また、サルノコシカケのようなきのこが幹に生えている木は、中が腐っていたり空洞になっていたりすることが多いそうで、弱ってるからきのこが生えるのか、きのこの菌糸が枯らすのか、よくわかっていないそうです。
先に書いたこぶについても、どちらについても、原因も対処法もわかっていないとか。
ソメイヨシノの寿命は50年ほどと言われ、もともと山桜よりずっとずっと寿命は短いといわれていますが、地面の土をボーリングして軽い腐葉土などに入れ替えたりして再生作業をしているおかげで70年くらいまで延びそうなものもあるそうですが、まだ解明されてないことがおおいみたい。今この時期にこれを発表したのは、各地の桜の情報を集約したいという思惑があるそうです。これ変じゃない?というのがあったら、どんどん管理しているところに連絡してあげましょう!
by mueri
| 2008-03-26 22:21