2008年 12月 10日
イタリア旅行記12 |
しばしガイドのステファーニャさんの案内でカプリ島内をそぞろ歩きし、昼食のレストランに向かっていると、こんな面白い形の木が。
そういえばこの形の木が、イタリアは多い。
そしたらGちゃんが「これ幸せの木」とのこと。
何で知ってるのかというと、ポンペイのお土産やさんで、これをモチーフにしたガラス細工のペンダントを買っていて、そのとき教えてもらったみたい。
ちょっとアフリカチックな木。
そういえばイタリアはアフリカ大陸とは目と鼻の先。海のちょっと向こうはアフリカです。
この木も元はアフリカとかから来たのかな?
青い空に映えます。
レストランは海に向かっている景色のいいところ。
店の中には日本人の団体客がいました。うちより多いみたい。年配の女性が多いのでにぎやか。(笑)
私たちは飲み物だけ好きなものを注文するのですが、カプリ島はレモンの産地ということで、名物のリモーネジュースを。
パスタは「漁師風のパスタ」とのことですが、イカのパスタですね。(笑)
でもこのパスタ、とても複雑な味がして本当においしい。パスタは巻くとピンとはねちゃうくらいのアルデンテですが、おいしい。
イカのワタごと煮込んだのかな?という濃厚な味わい。
正直もうちょっと食べたかったくらい。(笑)
リモーネジュースはパスタの奥に写ってるやつですけど、これは凄かった。
本当にレモン水。(笑)
おそらくレモン汁を水で割ってるんだろうと思います。
うひーっというくらすっぱい。グラニュー糖をくれたのですが、2つ入れてもまだすっぱい!
飲みきれなかった人もいましたが、私はなれちゃったのか、食事と一緒に飲んでるうちに飲みきれちゃいました。
こってりな料理にはいいかもしれませんね。美容にはいいんだろうし。(笑)
でもちょっと・・・蜂蜜ほしいね。と女性陣は話してましたが、いわゆるはちみつレモン(レモネード)にしたら、フレッシュなレモン水だからおいしいと思います。
付け合せは魚介のフライ。
魚介のフライといってもイカとえびですけど。(笑)
でもイカは厚みがあって不思議なくらいやわらかく、海老も川海老を大きくしたような感じで、川がやわらかくて皮ごと頭から食べられます。
味は基本塩味なんですけど、フリッターでちょっとスパイシーなから揚げ粉みたいなものをまぶしてあるようでした。
おいしかったな~。その場でよそってくれるのですが、もっとほしい~と思いました。(笑)
ここのお店はどちらもヒット。
しかも量も日本人がおなかいっぱいになるな。くらいで終われる量。
無理したらもうちょっと食べられるくらい。量を調整してるんでしょうね。
一番関心したのは、ウェイターさんたちが日本語が上手なこと。
会話がぺらぺらってほどではないのですが、飲み物の会計を日本語でやってくれるんです。
普通海外でお金勘定をするとき、私たちなら日本語の数字で考えて英語とかでいくつっていいません?私が英語不得手だからですかね?
ここのウェイターさんは「これとこれとこれ」って指で指すと、「さんてんご(3.5)、に(2)、いってんご(1.5)でなな(7)ね」っとすらすらっと日本人と同じ速度で日本語で暗算してくんです。
ゆっくりじゃなくて普通に。びっくりしました。
日本人は相当多いんだろけど、仕事とはいえ、見事だな~と。
御見それしました。m(_ _)m
食事が終わってショッピング街をステファーニャさんが教えてくれました。ブランドショップなどが並ぶショッピングの中心街。カプリ島はミラノなどの都市部で売れちゃったものが、安値で売れ残ってることもある穴場的なところなんだそうです。
「じゃ、みなさんバス乗り場に1時間半後に。私はここでお買い物しますので」っとGUCCIに入ってきました。(笑)
あとで何買ったか聞いたら、だんなさんの香水を買ったんですって。西洋人だな~なんておもっちゃいました。(笑)彼女は大きい人ではなくて、私たちと変わらない。160cmはないくらいですね。小柄でとっても聞きやすい話し方をする方で、イタリア語も日本語も聞きやすかったです。
私とGちゃんはブランドショップには目もくれず、来た道を戻ってリモンチェッロを買ってみたり。
ここにくる前にバス乗り場の目の前のお店でみんなで連れて行かれて買い物したんですけど、
そこより街中の方が安かったりして。(爆)
安易に買っちゃだめですね。^^;
そろそろ日本へのお土産のノルマもこなしていかないといけないので、買えないよりは余分に買っておいて・・・という状態に陥りつつありました。
でもそのお店は買ったものを帰るまで取りおきしておいてくれるので、その後の行動はとても楽でしたけどね。
カプリ島はリゾート地だけあって建物もおしゃれできれい。
今まで小さいあまり富裕層と縁がない建物ばかり見てきたので、急にリゾート地に来たな~という印象。ホテルも住宅も城壁でブーゲンビリアが咲き乱れてきれいでした。
ここはホテルかな~?アイスバーグが門の内側でゆれていてきれいでした。
門の間からカメラを入れてパチリ。^^;
坂を下っていくと見晴らしのいい路地に出ました。
ステファーニャさんにはここを下っていくと小さいけど素敵な公園がありますよ。って言われたんだけど、ツアーの仲間が分散してそこに向かったけど誰も行き当たらなかったです。^^;
というか、しばらく歩いても気配がないのでどこに行くか不安で戻ってきちゃったというのが真相。
道に迷ったら集合場所がわからなくなっちゃうし。できれば一緒に行ってほしかったわ。^^;
これは路地から見たどうやらホテルらしき建物。庭もきれいです。
こんなところに滞在したらのんびりできるだろうな~。
バス乗り場まで大分戻ってきました。
ウンベルトⅠ世広場でジェラートを買って一休み。
カップルでベンチに座ってボーっとする。いいですね~こういう光景。うらやましい。
シーズンはカフェのパラソルが並んでにぎやからしいですが、この時期はそうそうにぎやかというほどではなく、のんびりした広場って感じでした。
こっちは往年のカップル。とでもいいましょうか。(笑)
個人的には若いカップルより、こうした年配のご夫婦がのんびり座ってる風景が素敵だと思いましたけどね。
いいですね。ま、経済的に余裕があるんだろうな~という風には見えましたけど。
これがウンベルト一世広場のシンボル サント・ステファノ教会です。
中には入りませんでしたが、階段を下りて入り口があったみたい。
教会の中身より、この青空に映える時計台が美しかったです。
かもめもいい感じに飛んでました。
さぁそろそろ集合時間です。
バス乗り場のちょっと手前で鉢植え発見。展望台の手すりの上に乗ってました。
天気がいいと枯れ枝でも美しく見えちゃう。(笑)
そしてちょっと手前のお店でリモーネとオリーブの絵の描かれた2種類のお皿を購入。
ちょっと薄めなのですが、さわやかな絵柄で、一人ずつサラダとか持ったらかわいいなと思って。
オリーブの絵柄の方は大きい平皿も買いました。
どれもスクエアです。
でも・・・帰ってきたらお皿を入れる棚がいっぱいで、別のところにしまっちゃってありますけど。(爆)
名残惜しくも高速艇にのって行きに乗ったナポリではなくソレントへ向かいます。
粋は40分かかったけどソレントのほうが近いので、もっと短時間でつく予定。
時間も短いのと名残惜しいのとで、私とGちゃんは高速艇の室内ではなく、上の屋外席に。
風は冷たいけど、天気がいいので耐えられます。
風がんがん当たりながら写真撮ったりしてたくましい私たち。地元も人もいる中で、ちょっと目立つ存在だったかも?^^;
名残惜しくカプリ島を眺めていたら、なんか変。
太陽が別の場所にあるのに一箇所光ってる。
一角が虹色。そう彩雲です。
ちょっと写真は光に引きずられて飛んじゃってますが、実際はきれいな虹色でした。
久しぶりに見ました。Gちゃんは初めて見たので、なんだかわからなかったみたいですが、
光の屈折でできるもので、吉兆のしるしだよと教えてあげたら、えらく喜んで感動してました。
最初から荷物も無事ついたし、天気もいいし、いろいろついてる旅だけど、これを見たとき妙に自身がわきました。「いい旅になる」という確信がもてたというか。
やっぱり何か守ってもらってるかも。という安心感が持てたりして。
気の持ちようですけど、プラスに考えたほうがいいじゃない?
ということでかの地からいい旅のお墨付きをもらった気分でカプリ島を後にしました。
ソレントでは小さめのバスを用意してジュゼッペさんが待っています。いよいよ憧れのアマルフィへ向かいます。
Continua・・・
by mueri
| 2008-12-10 22:25
| Travel