2009年 05月 23日
YesとNoの間 |
粉粧楼です。
今年は房でたくさん咲きました。
今一番花は終わってしまいましたが、地際から出た2本のシュートの先に房で蕾がついています。
ほんと元気です。アブラムシには好まれてモスローズのようですが・・・ま、それは粉粧楼に限ったことではないのですけどね。水遣りのたびにグリーンフィンガーになる今日この頃。^^;
朝花柄切り(バラだけではありませんが)をしつつ、伸びた草なんか取ってたらあっという間にバケツ2杯。2週間前に終えた草取りの成果が見られない・・・(--;
法事の前に一日休み取らないといけません。
草取りと水周りや家中の掃除。
今年は法事の後、夜お念仏がないので、続き間を空っぽにする手間が無いのだけは本当にいいのですが、それでも親族はお線香を上げにお茶でも飲みながら精進お年の後寄るだろうし、やっぱり大掃除は必要。
一日で足りるか心配なくらい汚れっぱなしの我が家。
ものが多いのは私が原因なんですけど・・・(爆)
今日やっぱりどうしても欲しくてBSチューナー内蔵のDVDレコーダーを買いに行きました。
月曜日の小さな村の物語には間に合わないけど、水曜に取り付けだそうなので、土曜日の再放送には間に合うかな。今のBSが録画できないデッキはビデオも見られるので、(新しいのはDVDのみ)私の部屋のテレビについているビデオのみのデッキと交換し、そちらは引き取ってもらうことにしました。
ただし、そっちだとテレビが十数年前のもので、BSチューナーはビデオデッキについていたので、今度は自分の部屋でBS番組が見られません。まぁ今もBS1と2しか見られないんだけど。
でも今日買ったのはHDDに430時間程度録画できるので、あわててDVDを買いに行かなくてもいいところがいい。必要なものをあとからゆっくり焼くことができます。
大抵録画して一度みたらOKってのも多いですから、わざわざDVDに録画しなくてもHDDに落としてみたら削除すればいい。合理的です。
古いやつは、ビデオからDVDにダビングできるやつだったので、今あるビデオで残したいものはダビングしていかないといけません。
そのためにこのデッキ買ったのに一度もダビングしてませんでした。(爆)
小さな村の物語はDVDの発売希望が結構多いようなのですが、今のところ発売の予定はないようなので、自力で取らないといけない。12の予定がすでに43話。
いくら村の多いイタリアといっても数は限りがあるわけですし、早く録画していかないと。と思って。
イタリアといえば、今日イタリア語の講座があったのですが、「私は○○が好きです」という表現を単数表現や複数表現なんかいろいろなパターンでやってたんですけど、R先生と話しているうちに、日本人は「好きでも嫌いでもない=普通」という位置づけがありますよね?
でもイタリアにはそれはないんですって。「普通に好き」という表現がそもそもない。
Mi piace molto(とても好き)、Mi piace un po(少し好き)、Mi piace abbastanza(まぁまぁ好き)、Non mi piace molt(あまり好きじゃない) Non mi piace per niente(全然好きじゃない)
と必ず「好き」の度合いがつくんだそうです。 好き?と聞かれて「うん、好き」という言い方はない。と断言されました。あいまいに答える日本人的表現は、あちらではおかしい表現なんですって。
「好きなの?どう好きなの?」と思われる。「どうにかして度合いをつけて話さないといけない」ということでした。
日本人はYesとNoの間が結構広い気がします。海外はその間に階調が言葉としてちゃんとあって、日本人はその間を濁すことで相手に察してもらう。どっちでもないのにどうにかして表現しろと言われるのも結構難しいのだけど、そう思うこと自体が日本人特有なのかも。
あいまいや適当は日本人の得意技ですからね。相手からしたら逃げに見えるかもしれません。
外国語を勉強しているいつも私がぶち当たる壁がYesとNoだったりします。
日本人は質問に対してYesかNoで答えますが、海外は自分がどうかで決まる。
たとえば「これ嫌い?」と聞かれたら日本人は「はい、嫌いです」と答えるけど、海外では「No、嫌いです」と答える。ここでいつもこんがらがるんです。
この間テレビで水嶋ヒロ君が今日から始まったキムタク主演のドラマで「本当にこういう人がいたら友達になりたくない?」と聞かれて「はい」のボタンを押したあと、「これってなりたいならYesですよね?」と確認して違いますってなって。他の俳優に「すみません海外生活が長いので」なんてフォローされていて。
そうか、あっちは逆だもんなと。(日本が逆なんですけど;)
ここの頭の切り替えといか、視覚を変えていかないと返事も簡単にできないんだわ。と思ったりして。
ところかわればいろんな表現のある言葉。難しいけど面白い。
イタリア語の講座は、語学的には通ってるうちに飛躍的に語学が上達するって感じではなく、先生と世間話が多いんだけど、(もちろん授業の合間だけど)イタリアのローマ時代以前からの歴史や文化、今の状況なんかを知ることが出来て、そっちがまた楽しかったりします。語学と歴史と社会人類学と・・・みたいな感じ。
なんつったって日本語まじりだから、先生にとってもイタリア語を教えながら日本語を学んでる感じ。
独学をしないとやっぱり上達はしませんね。ということで、最近ぼちぼち練習ドリルなんか買ってやったりしてます。上達してる感じはさらさらありませんけど。(爆)
ちなみに・・・今日ローマは気温35度だそうで、おそらくビーチは大混雑だろう・・・ということでした。
沖縄だって30度なのに・・・シチリアは11月まで泳げるそうで、南イタリアって南国なんですねぇ・・・
これだから、真夏は勉強できる気温じゃないので、2ヶ月間夏休みになるんだとか。
でも先生が子供の頃は3ヶ月間夏休みだったんですって。経済絶好調だった時代ね。今は(といってもここ30年くらいかけて)裕福な国ではなくなったからそれでも2ヶ月まで短縮されてきたんだとか。
今そんなに長いこと休みがあったらやりたいことがほぼできそうだなぁ・・・いいな~。
by mueri
| 2009-05-23 23:51
| Gardening