2012年 06月 15日
ニゲラ |
毎年こぼれ種で花壇でないところにもたくさん花を咲かせるニゲラ。
どこに咲いても可憐なので、特にこの花に関しては抜かずにおいています。
花が咲く前のこんなつぼみの状態でもすごく素敵です。
蕾が膨らんでくると青なのか白なのかピンクなのかわかるようになります。
独特の葉っぱがつぼみを大事そうに囲んでいます。
個人的にはエリザベスカラーを連想しますけどね・・・^^;
そして開くとこんな感じに。
花弁に見えるのは実はガク。ガクに色がついて綺麗なんて不思議ですよね。
クリスマスローズと同じような感じみたいで、花弁は退化しているとか。
甘さはなく、クールな印象の花ですね。個人的には青が好きなのですが、白が圧倒的に強くてよく増える。
種もこの花のあと紙風船のような状態に膨らんだ中に数百個の種がざらっと入った状態になります。
毎年花壇にはとり撒きしていますが、こぼれ種で庭中に。
でもこの葉っぱのおかげで、花がなくても霞がかったような雰囲気で結構素敵なんです。
バラとも相性がよく、細くてもだれてしまわないので見た目もいい。切り花にしても結構持ちます。
これもハーブなのですが、昔は種を薬として使ったようです。
我が家では欠かせない初夏の花です。
もともとニゲルは差別用語的だけど、黒い種からとって「ニガー」からきているとか。
それより英語名のLove in a mistの方が素敵ですよね。
そういえば別名はDevil in a bushだとか・・・咲いてる様子をとるか、花後の実の様子をとるか・・・・
見るところによって受け取り方も様々ですね。
by Mueri
| 2012-06-15 20:07
| Gardening