2015年 10月 13日
精進中 |
イタリアに行って買いたいものの一つにマッキネッタがありました。
Bialetti社のBrikka。
通常のMoca Express(有名なかわいいやつね)で入れるエスプレッソは、正確にはエスプレッソではなくこの名前から「モカ」と言われます。
普通エスプレッソはクレマがありますよね。でもこのモカエクスプレスはクレマができません。
でも最近(?)発売されたBrikkaはこれを改善して、クレマができるのが売り。
日本で買うと関税や送料がかかってばからしいほど値上がりする&品薄が続いていました。
見た目はMocaExpressのがかわいいけど、やっぱりクレマがあった方がいいよね。ということでイタリアに行ったらBialettiに行こうと決めていました。
ちょうどフィレンツェのレプッブリカ広場にBialettiがあるので行くことに。
でも探せどモカエクスプレスばかりでブリッカがない。ちょっと不恰好なあれがどのサイズもないんです。
私の狙っていたのは2カップ用。
うちは父と2人ですから。一人用もいいけど、何度も入れるのは面倒だし。
小さなお店でしたけど、人は多いし、探し出せないしで、結局店員さんに聞きました。
彼女も店中をあれこれ引き出しあけて探してくれたけど、結局棚に展示されていた現品限りだけどどうする?と言われました。もうこれは即決するしかないでしょう。
イタリアまで来て、しかもBialettiに来ているのに買えないなんて・・・展示品だろうがこれは買うしかない。
「箱ないけどいい?」と言われたけど、スーツケースの中で邪魔になるので問題なし。固いものだし壊れることもない。でもアルミなので案外軽くでびっくり。
さて帰ってきて安心したのか、すっかり2週間その存在を忘れていた私。(--;
夜中にシチリアを舞台にした大好きな「人情刑事 モンタルバーノ」(正確には刑事じゃなくて警部)を見ていて、ことあるごとに自分でも、お料理を作ってくれるお手伝いさんでも、登場人物の家でも、たいてい出てくるモカエクスプレス。美味しそうにエスプレッソを飲んでるのを見て「あ、買ったんだった」と思いだした。^^;
なんせ箱もなければ取説もないので、ネットで検索。
容器が小さいので、五徳に届かない径。さてどうする。
でためしに載せてみたら、なんと五徳の一回り小さいサイズで、ちょうど熱センサーの上にぴったり乗る。(笑)
今Aamazonで五徳の上に載せるガスバーナープレート12cm径のものを頼んでいるところ。
それが来るまではセンサーに載せて直火中の直火でやります。(笑)
今はやりのIHでは使えないマッキネッタ。でもうちはガスだから大丈夫。
グラインダーで豆を挽くのですが、通常のエスプレッソましのような粉末状にすると目詰まりするので、もうちょっと粗めに挽きます。これもどの粗さがいいか微調整中。
豆のひき具合、容器に詰める粉の量や詰める力具合でクレマの出来が左右します。
このマッキネッタ、原理はサイフォンと同じ。
上下で分離するのですが、水の量は上の部分にメモリがあるのでその分を図って下に入れます。
ちょうど上下の連結部分に、穴の開いた容器をはめ込み、コーヒーを詰める。縁などに粉がこぼれてないことを確認して上部をはめ込む。(粉が間に入ると隙間が空いてお湯が漏れる)
しっかりはめ込んだら直火にかけて2,3分。
少しずつコーヒーが下から吹き上げてゆっくり染み出てきます。
そしてある時突然(ほんとに突然)、プシューーーーーーーー!!という高圧の勢いでコーヒーが一気に噴き出します。この時ちゃんと適量であればクレマが覆っているはずです。
結構この音がうるさい!という人がいますが、うちはエスプレッソマシンがあるので、それに比べたら全然問題なし。
そしてデミタスカップに注ぐと・・・・
クレマができてますね。^^
最初はクレマらしきものが必ず覆うのですが、アッという間に消えてしまう。
挽き方か詰め方か。
詰め詰めにした方がクレマはできやすいと聞いたので、挽き方を少し細かめにして押し詰めやすいようにして容量を増やす作戦。
実は3回くらい連続で入れて飲んでたのですが、エスプレッソより薄いとはいってもそこはやっぱり準エスプレッソ、胃が・・・・と思っていたら、外出先から父親が帰宅。
「コーヒーのいい香りがする」というので、試しで適当にささっと入れたのが↑の一連の写真。
結局これがよかったのか、この日一番の出来。
自分が飲めないのがちょっと悔しい。^^;
いつもは薄めて飲む父親ですが、マッキネッタで入れたのはやや薄めなので大丈夫みたい。砂糖も入れずに飲んでました。(笑)
まだまだ修行は続きますが、全くクレマができない!7分もかかる!という人もいる中で、2,3分でこれだけのものができるので、まぁまぁではないかなと自画自賛中。
マッキネッタにも当たり外れがあるようですが、私はあたりだったみたい?えっちらおっちらイタリアから運んできた甲斐があったというものです。
ちなみに正確には値段を覚えていないのですが日本円で6000円前後のところ、4000円するかしないか(現品だったからもっと安かったかも・・・)だった気がします。
値段を見ただけで「買いだ!」と思いますよ。送料払うのばからしいですから。^^;
最初は直火で入れて・・・なんて面倒かな。とも思いましたが、
実際エスプレッソマシンで入れることを考えると、スイッチ入れてしばらくランプが点灯するまで(熱湯ができるまで)時間かかるし、カフェポットを使えばいいけど、粉でやるときはなかなかうまくできず難しい。
そうこうしているうちに、マッキネッタは2,3分で飲めてしまいますから、片づけもフィルターを掃除するだけだし、案外手間はかからない。
紅茶だって茶葉でいれれば数分かかるし、片づけだって面倒です。
美味しいものを飲もうとしたら、多少の手間は仕方ない。
今回荷物が多くて、美味しい豆を買ってこられなかったのが残念だけど、そこはエスプレッソの豆なら国内でも手に入るので、我慢我慢。
これ、上部に牛乳を入れるとカフェラテができるようで、YouTubeに沢山出てました。
今度やってみようかな。
修行あるのみ・・・です。
Bialetti社のBrikka。
通常のMoca Express(有名なかわいいやつね)で入れるエスプレッソは、正確にはエスプレッソではなくこの名前から「モカ」と言われます。
普通エスプレッソはクレマがありますよね。でもこのモカエクスプレスはクレマができません。
でも最近(?)発売されたBrikkaはこれを改善して、クレマができるのが売り。
日本で買うと関税や送料がかかってばからしいほど値上がりする&品薄が続いていました。
見た目はMocaExpressのがかわいいけど、やっぱりクレマがあった方がいいよね。ということでイタリアに行ったらBialettiに行こうと決めていました。
ちょうどフィレンツェのレプッブリカ広場にBialettiがあるので行くことに。
でも探せどモカエクスプレスばかりでブリッカがない。ちょっと不恰好なあれがどのサイズもないんです。
私の狙っていたのは2カップ用。
うちは父と2人ですから。一人用もいいけど、何度も入れるのは面倒だし。
小さなお店でしたけど、人は多いし、探し出せないしで、結局店員さんに聞きました。
彼女も店中をあれこれ引き出しあけて探してくれたけど、結局棚に展示されていた現品限りだけどどうする?と言われました。もうこれは即決するしかないでしょう。
イタリアまで来て、しかもBialettiに来ているのに買えないなんて・・・展示品だろうがこれは買うしかない。
「箱ないけどいい?」と言われたけど、スーツケースの中で邪魔になるので問題なし。固いものだし壊れることもない。でもアルミなので案外軽くでびっくり。
さて帰ってきて安心したのか、すっかり2週間その存在を忘れていた私。(--;
夜中にシチリアを舞台にした大好きな「人情刑事 モンタルバーノ」(正確には刑事じゃなくて警部)を見ていて、ことあるごとに自分でも、お料理を作ってくれるお手伝いさんでも、登場人物の家でも、たいてい出てくるモカエクスプレス。美味しそうにエスプレッソを飲んでるのを見て「あ、買ったんだった」と思いだした。^^;
なんせ箱もなければ取説もないので、ネットで検索。
容器が小さいので、五徳に届かない径。さてどうする。
でためしに載せてみたら、なんと五徳の一回り小さいサイズで、ちょうど熱センサーの上にぴったり乗る。(笑)
今Aamazonで五徳の上に載せるガスバーナープレート12cm径のものを頼んでいるところ。
それが来るまではセンサーに載せて直火中の直火でやります。(笑)
今はやりのIHでは使えないマッキネッタ。でもうちはガスだから大丈夫。
グラインダーで豆を挽くのですが、通常のエスプレッソましのような粉末状にすると目詰まりするので、もうちょっと粗めに挽きます。これもどの粗さがいいか微調整中。
豆のひき具合、容器に詰める粉の量や詰める力具合でクレマの出来が左右します。
このマッキネッタ、原理はサイフォンと同じ。
上下で分離するのですが、水の量は上の部分にメモリがあるのでその分を図って下に入れます。
ちょうど上下の連結部分に、穴の開いた容器をはめ込み、コーヒーを詰める。縁などに粉がこぼれてないことを確認して上部をはめ込む。(粉が間に入ると隙間が空いてお湯が漏れる)
しっかりはめ込んだら直火にかけて2,3分。
少しずつコーヒーが下から吹き上げてゆっくり染み出てきます。
そしてある時突然(ほんとに突然)、プシューーーーーーーー!!という高圧の勢いでコーヒーが一気に噴き出します。この時ちゃんと適量であればクレマが覆っているはずです。
結構この音がうるさい!という人がいますが、うちはエスプレッソマシンがあるので、それに比べたら全然問題なし。
そしてデミタスカップに注ぐと・・・・
クレマができてますね。^^
最初はクレマらしきものが必ず覆うのですが、アッという間に消えてしまう。
挽き方か詰め方か。
詰め詰めにした方がクレマはできやすいと聞いたので、挽き方を少し細かめにして押し詰めやすいようにして容量を増やす作戦。
実は3回くらい連続で入れて飲んでたのですが、エスプレッソより薄いとはいってもそこはやっぱり準エスプレッソ、胃が・・・・と思っていたら、外出先から父親が帰宅。
「コーヒーのいい香りがする」というので、試しで適当にささっと入れたのが↑の一連の写真。
結局これがよかったのか、この日一番の出来。
自分が飲めないのがちょっと悔しい。^^;
いつもは薄めて飲む父親ですが、マッキネッタで入れたのはやや薄めなので大丈夫みたい。砂糖も入れずに飲んでました。(笑)
まだまだ修行は続きますが、全くクレマができない!7分もかかる!という人もいる中で、2,3分でこれだけのものができるので、まぁまぁではないかなと自画自賛中。
マッキネッタにも当たり外れがあるようですが、私はあたりだったみたい?えっちらおっちらイタリアから運んできた甲斐があったというものです。
ちなみに正確には値段を覚えていないのですが日本円で6000円前後のところ、4000円するかしないか(現品だったからもっと安かったかも・・・)だった気がします。
値段を見ただけで「買いだ!」と思いますよ。送料払うのばからしいですから。^^;
最初は直火で入れて・・・なんて面倒かな。とも思いましたが、
実際エスプレッソマシンで入れることを考えると、スイッチ入れてしばらくランプが点灯するまで(熱湯ができるまで)時間かかるし、カフェポットを使えばいいけど、粉でやるときはなかなかうまくできず難しい。
そうこうしているうちに、マッキネッタは2,3分で飲めてしまいますから、片づけもフィルターを掃除するだけだし、案外手間はかからない。
紅茶だって茶葉でいれれば数分かかるし、片づけだって面倒です。
美味しいものを飲もうとしたら、多少の手間は仕方ない。
今回荷物が多くて、美味しい豆を買ってこられなかったのが残念だけど、そこはエスプレッソの豆なら国内でも手に入るので、我慢我慢。
これ、上部に牛乳を入れるとカフェラテができるようで、YouTubeに沢山出てました。
今度やってみようかな。
修行あるのみ・・・です。
by Mueri
| 2015-10-13 21:53
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