2007年 10月 23日
植林ツアー その2 |
翌日の朝、ホテルに迎えに来たのはこんな派手なバス。これに乗っていざ植林地の
マリーバへ出発。
前日にスカイレールで超えた山々と時速100kmで走り抜ける。
そう↑のバスが時速100kmも凄いけど、平地のハイウェイじゃなくて「山道を100km」です。
車窓からの流れる風景にはかなりビビリました。
ただ無茶に飛ばしてるのではなく、ちゃんと「100km制限」の山道なんです。
今回の旅で私はこの道を4往復しましたが、どの運転手も同じでした。
かなり荒っぽく感じますが、運転技術はたいしたものだと関心したくらいです。
でもちょっとストレートが続いたときに踏み込む勢いとスピードは、高速バスそのもの。
あの踏み込んだあとの加速のスピードには内心かなりビビりました。^^;
当然酔う人も出ました。私は出発前に「キュランダ越えする場合には酔い止めを飲んだほうがよい」という前評判をネットで見て、しっかり酔い止めを準備していったので大丈夫。(^^)v
大方寝てしまうかグロッキーかのバスの中、私だけカメラを持って車窓からの風景を楽しみました。(^^)
たった13人でこのバスですから2席続きが一人のもの。それは気が楽でした。
道すがら「おぉぉ!」と感動したのがこの木。(あまりにもひどい写真ですみません。なんせバスが飛ばしてるもんで・・・)
この青い花、「ジャカランダ」なんです。私の憧れの花。
ほっといたら5,6m軽く行ってしまうので、日本の住宅事情では難しいのですが、さすがあちらは庭が広く、これは庭植えのお宅でした。
柑橘類の畑やマンゴー畑の続く地域で街路樹になっていたりしました。
最近では「ドワーフジャカランダ」といって2,3mに抑えられるものができたそうで、
ちょっと狙ってます。ほんと青い花がきれいでした。
さて1時間半弱ほどすっ飛ばしたバスはケアンズから160km以上離れたマリーバ ウェットランドの植林地に到着・・・・・と思ったら鍵が開いてない!!
あちらの指定した9:40に到着したのにゲートの鍵が開いてないんです。
ガイドさんがあわてて現地スタッフに連絡を取ると、どうも連絡がうまくつながってなかったらしく、私たちがこの時間に来るのを知らなかったんだか、忘れていたんだか・・・
ガイドさんが一言「さすがオーストラリア・・・」(笑)迎えにくるまで10分弱かかるとのことで、
バスにいてもなんなので、外に出ましょう。とサバンナの大地に足を踏み出しました。
まぁよく乾燥した大地でした。これがサバンナなんだなぁ・・・と実感。
抜けてきた熱帯雨林とはえらい違いです。途中から車窓の風景も一遍していたのですが、
乾燥地帯ってこういう感じなのね・・と実感。
気温はすでに高かったのに空気はカラっとしていて意外と暑くない。
春という気候もあるのでしょうけど、紫外線は強いものの外にいてジリジリ感はありません。
手持ち無沙汰の面々はちょっと探索。
植えの写真も含め、ぽこぽこ大小見える岩のようなものは「蟻塚」です。
そんなものを間近で触ってみたり、真っ白いユーカリに触れてみたり。
これはゲート際にあった朽ちた老木です。シンボルのような感じに見えました。
相当大きいもので、朽ちているのに力強さを感じたのは、白い肌に抜けるような青空だったからかもしれません。
そうこうしているうちに、バギーに乗って颯爽と現れたスタッフが、ゲートの鍵を開けに来てくれました。
あまりの逞しさに、参加者からは「あれは男性か?女性か?」という疑惑がこそこそっとささやかれましたが、紛れもなく女性でした。(笑)
ゲートが開いて再度バスに乗り込み、バギーを追っかけつつ、植林地のある保護センターへ移動。
車窓からはこんな風景も見えました。
いよいよ今回のメインイベントの植林活動開始です。
続く
by mueri
| 2007-10-23 00:11
| Travel