2007年 10月 25日
植林ツアー その5 |
成田を発ってから4日目(現地3日目)。
この日は一日フリー。
私は日本にいるときからツアーには申し込んでいて、午前は気球に、午後は馬に乗ることにしていました。どちらも日本人を集めたオプショナルツアーなので、解説も日本語です。
(運転手は日本人とは限りませんが)
気球は一人植林仲間のおじ様が一緒でしたが、ほかの人はみんなグレートバリアリーフに泳ぎに行くか、グリーン島にシュノーケリングなどに行っていました。
なぜグレートバリアリーフに行かなかったかって?私耳抜きが下手なんですよ。
うまくできないんです。その状態で5mももぐったら頭が痛くて仕方ないですから。
それにコンタクト常用なので度つきのレンズじゃないと万が一水が入ったときに最悪なので、今回は見送り、広大な大地を楽しむ方を選びました。いつかは行ってみたいですけどね。
さて気球ツアーは植林地だったマリーバまでまたキュランダの山越えをします。
しかも気流が安定しているのは日の出前後までということで、バスのピックアップは朝の4時。
あちこちのホテルを回って客を拾い、約1時間半かけて離陸地点まで行きます。
まだ4時だと真夜中で、キュランダの山は霧が出ていました。その中をやっぱり100kmで走り抜けるわけですから、車窓の風景は相当怖いものがありました。^^;
でも、ふと空を見ると月が大きく綺麗で、そばに宵の明星が光り、それはそれは美しい。
驚いたのは、南半球だけあって、この時期に北斗七星とオリオン座がはっきり真上に見られたこと。日本では真冬の象徴ですものね。
そして驚くほど星が大きい!オリオン座をあんな大きな状態で見たのは初めてです。
6時前には現地に到着。あたりはまだ暗く、霧がかっていましたが、すでに気球に熱を入れて立ち上がっていました。
ちなみに私たちが乗ったのは右のグリーンのやつです。
よくみると、気球にすでにツアー客が乗っていました。
このツアー、30分コースと60分コースがあって、30分コースは前後2班に分かれるんです。
私たちは2班でした。
本当は上空から日の出が見たかったので前半がよかったのですが、こればかりは申し込みのタイミングなので仕方ないです。2班のメリットは、気球が温まっているので、前半組みより高く上がることが多いということでした。
いよいよ一班が飛び立ち始めました。
3つ見えますか、実際には5つ飛んでました。2つは日本人ツアー用、3つは海外ツアー客用でうちひとつは60分コースだそうです。
あたりがだいぶ明るくなってきましたが、まだ霧が残っていて幻想的な風景が広がっています。
スタート地点は草原のようなところでしたが、実は降りるところは決まっていません。
この気球は方向操作ができないのです。上下しか調整できない。
そのため風の影響をもろに受けるので、2班はバスから無線を使いながら気球を追いかける。
というなんともアバウトなツアーなんです。
近隣の牧場に下りることになっているのですが、当然私有地。でも悪いことをするわけじゃないので、牧場や農家の方は了承済みなんだそうです。平和だ・・・。
牧場内はバスが入れないので、道路にバスを止め、ピックアップトラックに乗り換えて着陸点目指して農場を走るんです。それはそれで楽しいですけどね。(笑)
右の写真がそのピックアップに乗り込んでいるところです。
さぁいよいよ私たちの番です。
乗り込み方もすでにバスの中でビデオを見たり、現地で日本人スタッフにレクチャーを受けたとおりに、一人降りたら一人乗る。ということを繰り返し、客を総入れ替え。
(比重のバランスが崩れないようにしているんです)
気球の操縦はオーストラリア人でした。
初めて気球に乗ったのですが、まったく無感覚で浮上するんですね。
気づいたら地面が遠くなっていく感じで、浮いてる感じも上昇する感じもない。すごく静か。
ゴンドラが大きくて15人くらいは乗れる代物というのもあるかもしれませんが、ゆれもまったくないため、地上がどんどん遠くなっても、案外怖さがないんです。これはちょっと驚きでした。
かなり高く上がっても気圧で耳が痛くなることもまったくない。快適な乗り物です。
飛び立った牧場では牛がのんきに牧草を食べてのんびりムード。気球なんて全然気にしてません。慣れてるのかな?^^;
茶色い大地が遠くなり、反対側を見てみたら、なんと雲海!!
キュランダかどうか方角が定かではなかったのですが、あまり高い山が見えないオーストラリアの大地に山脈のように遠くに見える山より下一面に雲海が広がって、朝日を浴びて輝いていました。
これには一同大歓声。感動しました~。これを見れただけでも幸せでしたねー。
そしてさらに逆を見ると茶色い大地が・・・。
遠くに仲間の気球が飛んでるのがわかりますよね?
右上の方が高く飛んでいるように見えますが、あれは60分コースだから高く上がってるんだそうです。
ちなみに下の山から煙が上がってますが、見てのとおり山火事です。
早朝にこの状態ということは、昨夜からくすぶってたんでしょうね。
ウェットランドで聞いたように、やっぱり消化するような気配はまったくなく、放置されてる感じでした。サバンナじゃないけどね。
画像が多いのは今日はこの辺で。
続く。
この日は一日フリー。
私は日本にいるときからツアーには申し込んでいて、午前は気球に、午後は馬に乗ることにしていました。どちらも日本人を集めたオプショナルツアーなので、解説も日本語です。
(運転手は日本人とは限りませんが)
気球は一人植林仲間のおじ様が一緒でしたが、ほかの人はみんなグレートバリアリーフに泳ぎに行くか、グリーン島にシュノーケリングなどに行っていました。
なぜグレートバリアリーフに行かなかったかって?私耳抜きが下手なんですよ。
うまくできないんです。その状態で5mももぐったら頭が痛くて仕方ないですから。
それにコンタクト常用なので度つきのレンズじゃないと万が一水が入ったときに最悪なので、今回は見送り、広大な大地を楽しむ方を選びました。いつかは行ってみたいですけどね。
さて気球ツアーは植林地だったマリーバまでまたキュランダの山越えをします。
しかも気流が安定しているのは日の出前後までということで、バスのピックアップは朝の4時。
あちこちのホテルを回って客を拾い、約1時間半かけて離陸地点まで行きます。
まだ4時だと真夜中で、キュランダの山は霧が出ていました。その中をやっぱり100kmで走り抜けるわけですから、車窓の風景は相当怖いものがありました。^^;
でも、ふと空を見ると月が大きく綺麗で、そばに宵の明星が光り、それはそれは美しい。
驚いたのは、南半球だけあって、この時期に北斗七星とオリオン座がはっきり真上に見られたこと。日本では真冬の象徴ですものね。
そして驚くほど星が大きい!オリオン座をあんな大きな状態で見たのは初めてです。
6時前には現地に到着。あたりはまだ暗く、霧がかっていましたが、すでに気球に熱を入れて立ち上がっていました。
ちなみに私たちが乗ったのは右のグリーンのやつです。
よくみると、気球にすでにツアー客が乗っていました。
このツアー、30分コースと60分コースがあって、30分コースは前後2班に分かれるんです。
私たちは2班でした。
本当は上空から日の出が見たかったので前半がよかったのですが、こればかりは申し込みのタイミングなので仕方ないです。2班のメリットは、気球が温まっているので、前半組みより高く上がることが多いということでした。
いよいよ一班が飛び立ち始めました。
3つ見えますか、実際には5つ飛んでました。2つは日本人ツアー用、3つは海外ツアー客用でうちひとつは60分コースだそうです。
あたりがだいぶ明るくなってきましたが、まだ霧が残っていて幻想的な風景が広がっています。
スタート地点は草原のようなところでしたが、実は降りるところは決まっていません。
この気球は方向操作ができないのです。上下しか調整できない。
そのため風の影響をもろに受けるので、2班はバスから無線を使いながら気球を追いかける。
というなんともアバウトなツアーなんです。
近隣の牧場に下りることになっているのですが、当然私有地。でも悪いことをするわけじゃないので、牧場や農家の方は了承済みなんだそうです。平和だ・・・。
牧場内はバスが入れないので、道路にバスを止め、ピックアップトラックに乗り換えて着陸点目指して農場を走るんです。それはそれで楽しいですけどね。(笑)
右の写真がそのピックアップに乗り込んでいるところです。
さぁいよいよ私たちの番です。
乗り込み方もすでにバスの中でビデオを見たり、現地で日本人スタッフにレクチャーを受けたとおりに、一人降りたら一人乗る。ということを繰り返し、客を総入れ替え。
(比重のバランスが崩れないようにしているんです)
気球の操縦はオーストラリア人でした。
初めて気球に乗ったのですが、まったく無感覚で浮上するんですね。
気づいたら地面が遠くなっていく感じで、浮いてる感じも上昇する感じもない。すごく静か。
ゴンドラが大きくて15人くらいは乗れる代物というのもあるかもしれませんが、ゆれもまったくないため、地上がどんどん遠くなっても、案外怖さがないんです。これはちょっと驚きでした。
かなり高く上がっても気圧で耳が痛くなることもまったくない。快適な乗り物です。
飛び立った牧場では牛がのんきに牧草を食べてのんびりムード。気球なんて全然気にしてません。慣れてるのかな?^^;
茶色い大地が遠くなり、反対側を見てみたら、なんと雲海!!
キュランダかどうか方角が定かではなかったのですが、あまり高い山が見えないオーストラリアの大地に山脈のように遠くに見える山より下一面に雲海が広がって、朝日を浴びて輝いていました。
これには一同大歓声。感動しました~。これを見れただけでも幸せでしたねー。
そしてさらに逆を見ると茶色い大地が・・・。
遠くに仲間の気球が飛んでるのがわかりますよね?
右上の方が高く飛んでいるように見えますが、あれは60分コースだから高く上がってるんだそうです。
ちなみに下の山から煙が上がってますが、見てのとおり山火事です。
早朝にこの状態ということは、昨夜からくすぶってたんでしょうね。
ウェットランドで聞いたように、やっぱり消化するような気配はまったくなく、放置されてる感じでした。サバンナじゃないけどね。
画像が多いのは今日はこの辺で。
続く。
by mueri
| 2007-10-25 23:24
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